僕と恋するポンコツアクマ 感想
プレイ時間:12時間程度
攻略ヒロイン:5人+サブ3人
サキュバスだけどエロイの苦手、天使なのに偏愛(ブラコン)、雪女なのに冷え性
マミーなのに縛られるのが無理、魔女なのに薬中(ん?)
そんなポンコツな寮生たちを更生させるために主人公が振り回される作品
個性的なキャラたちが輝く作品
しげるとゴメにネタを詰めすぎている感じが尋常ではないけど
いろいろなパロネタ満載なので、くだらない感じがたまりません
あとはエロエロですね
シーンはかなり実用性あるのでは?
断面図がありますが苦手な方はオフにできますし
ただシーン数は思っていたよりは少なかった、一つ一つ濃いのですがね
同じCGのままやり続けるので・・・・・・1シーンで挿入からスタートするなら基本CG2枚は欲しかったというのは欲張りですかね
シーンをすっ飛ばせばかなり早く終わる
後はギャグの連続なので、瞬間で飽きる可能性もあるがそこはしっかりと判断してください
悪くはないのですが、うん、まぁ、そんなところかなという程度です
月に寄り添う乙女の作法 感想
FD発売前にプレイすることが出来た・・・・・・・月に寄り添う乙女の作法
全てはルナ様のためのゲームだと思います、タイトルからもそんな感じがしてましたし
プレイ時間は20時間程度、ヒロイン4人、シーンはルナ様2回、朝日1回、湊4回、ユル3回、瑞穂3回
ルナ様は最後にお願いします
女装してるのがばれなように・・・・というのを久しぶりにプレイしたけど・・・・やっぱおもしろい内容の一つだとおもう。何より主人公が可愛い、るい智を思い出した
ヒロインがその秘密を知ったときというのがこの作品の大事な部分でそこからの楽しみが広がる部分
各ヒロイン対応がバラバラだったのも作りこまれているな~と思った(るい智はなんだかんだで似ている部分があった
共通はギャグが合間合間にはさまれてとても飽きない内容だった
「ごめんあばずれ」は気を抜いた時にこられるので何度も笑ってしまった
あとは妹が不憫すぎる・・・・・と思う
和裁はわかるのだが洋裁は詳しくない・・といってもそこまで詳しい内容が出たわけじゃないから関係ないけど
ルートに入ってからは湊以外は自分のデザインと兄貴にぶつかるという感じの話
ルナ様ルートにのみ専用の演出と挿入歌がある、力の入れ具合に差がある
まぁそれだけよかったのだが
泣くというよりは、印象に残る作品
「ありがとうございます。お優しいルナ様」
これだけでも印象に残る・・・・・忘れないだろうな
あとは「ルナという太陽と朝日という月」このセリフは・・・・・・・
作品の終わりにふさわしいものだった
FDあるし終わってないけど
今やって・・・・・朝日のボイス待てばよかったかなとか考えちゃったけど
またプレイすればいい!ルナ様ルートだけだが
そしてFD待機!
虚ノ少女終わってしまいました
圧倒的な雰囲気は健在のまま「殻」につながる「虚」の作品でした
プレイ時間は攻略サイト使わなかったので・・・・25時間近くかかってしまいました
攻略サイト使えば20時間程度で済むと思います
体験版にも重要な話が含まれるので実際はもう少し長いです
シーンは8、EDは11(BAD含めて)
1週目が終わるとタイトル画面が変わるので、最初からはじめることで2週目をはじめることが出来ます
パッチを当てることでジャンプできますが、重要なCG・文章など見逃す可能性があるので普通のスキップで飛ばすほうがいいとおもいます。
隅々まで楽しみたい人向けですかね?
今作もとある殺人事件を追っていく中で人々に巣食う「偏執(パラノイア)」を説いていくというもの
だけれどもその偏執に囚われているのは自分だと、いつまでも冬子を追っている自分に悩みつつ、事件を解決していく
そしてもう一人の主人公という存在がさらに物語を深くしていきます
二人の視点で物語が進むのでよりいっそう謎解きがおもしろい
パズルのピースのようにつながっていくヒントがたった一つのことでバラバラになってしまったり
前作よりもさらに深い読みと考察が必要でノートなどに自分でまとめておくといいと思います
演出も前作よりもかなり良くなっています
とくに最後のルートが終わって霜月はるかさんの「ソレノイド」が流れた後からタイトル画面まで
自然と涙が流れました・・・・・・
この画像を覚えておいて欲しいです
最初に発表されたイメージ画像ですが、虚ノ少女が終わりものすごく重要な画像だったんだなと感じました
さてタイトルの「虚」とはなんなのか
おそらくですが木の虚のことだと思います
木の虚とは木の枝などが根元から折れてその部分から腐って中が空洞になってしまうこと
この作品では外面はあっても中身が無いことを言っているのだと思います
外面はあっても中身が無い、だから中身が欲しい、外面があるからこそその虚に支配されている
そんな風に考えられるのではないでしょうか
EDテーマの「ソレノイド」というのもタイトルにつながっていて
ギリシャ語の合成語で空芯単巻コイルと呼ばれるもの
漢字のとおり中心が空洞
電流を流すことで磁場を発生させるがその磁場はほとんど通り抜けてしまう
誰の中身を入れようと結局は通り抜けてしまう、抜け落ちてしまう
他者の影響を受けやすいという意味でもあったのかもしれない・・・・
何かの機会にこういうことを聞ける機会があればなと思う
殻ノ少女の再プレイも終わっていたのだけれど・・・まぁいいでしょう
惹きつけられる魅力が高い作品だと思います
他のブランドにはない、絶対的なものでもあると思います
それに恥じぬおもしろさがこの作品にはあります
ひとつ残念だったのは冬子の声が・・・・・・期間が長かったので仕方なかったのかもしれませんが
ファンとしてはあじ秋刀魚さんにもう少し頑張って欲しかったかなと思います
さて次回の「から」はなんでしょうね?